看護系大学院生の収入【働きながら通う編】

Graduate school

こんにちは、sawaharuです。

これから大学院を検討される場合、大学院生の生活や収入ってどんな感じ?と気になる方もいるかと思います。

看護系大学院生の収入について、今回は常勤として働きながら大学院に通う場合について、メリットとデメリットを中心にお話ししたいと思います。

私は、現時点で実際に常勤で働きながら大学院に通っているわけではないのですが、周囲にはそのような選択をしている方もたくさんいらっしゃいますので、その方々の経験でよく聞くことを中心にまとめていきたいと思います。

看護系大学院生の収入【働きながら通う編】

看護系大学院生が常勤として働きながら大学院に通う場合は、
主に以下の2点が考えられます。それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。

・臨床で看護師として働きながら通う
・大学で教員をしながら通う

【臨床で看護師として働きながら通う】

メリット

・安定した収入源を得ることができる
・今までの生活スタイルを変えなくて済む
・今まで働いていた組織の場合は、新しく業務を覚える必要などがない

安定した収入を得ることができる

これは、現在看護師として働いている方であれば周知の事実かと思いますが、収入としては安定した額がもらえていると思います。ですので、学費や生活費などを考える際にそれほどストレスを感じることはないかもしれません。

特にある程度の貯蓄ができているとさらに生活は楽になります。

大学院生になると、お金の心配はつきものですので、このメリットは大きいです。

今までの生活スタイルを変えなくて済む

例えば、住む場所などですね。

賃貸は安いところを探したり、引越しが必要だったりすると結構大変です。その点、今住んでいるところで勤務先も同じところで、そこから通える大学院を選択すれば、生活スタイルを見直す必要がないため、とても楽です。

大学院生の収入に合わせて、生活レベルを下げる必要がある場合は、それがつらいという方もよくいらっしゃいます。

そういった意味では、大学院生の生活や収入をあらかじめイメージし、自分がその収入に対応する生活レベルに適応できそうなのかは重要です。

今まで働いていた組織の場合は、新しく業務を覚える必要などがない

上記とも重なりますが、同じ職場で常勤として働き続けることができれば、働く環境やメンバー、業務内容などは同じですので、新しく仕事を覚えることがなくとても楽です。

新しい環境や組織の中に飛び込んでいくのはなかなかストレスですし、慣れるまでに一定期間がかかるかと思います。

私の周囲では、大学院修士の1年目の場合は、講義などが多く組まれている場合が多いため、完全な常勤(日勤と夜勤の混合)をしている人はなかなか少ないです。

大学院修士の2年間は夜勤のみにしてもらい、回数を常勤より少なくしてもらうなどの措置をとっている方が多いです。

この場合、各組織によりますが、夜勤のみでも常勤として扱ってくれる場所もあれば、日勤もやらないと認めてもらえないこともあります。

または、アカデミックコースのように、大学院等に通う人のための支援体制があるところもあると聞きます。

大学院側の配慮で、授業時間が夜間に設定されていたり、曜日を集中して、希望休を出して、休みの日に大学院の授業に参加するなどの対応ができるような大学院もあります。

所属組織の柔軟さや支援体制について、入学希望の大学院のカリキュラムについては、しっかりと確認しておく必要があります。

博士課程に進学すると、講義自体はあまりなく、研究をしていくことがメインとなるため、勤務する時間を増やすことが可能になる場合があります。

そのため、博士課程に進学したら再び常勤でという方も多いです。

常勤の場合の大学院在学中の勤務パターンは以下のような感じです。
(博士まで進学した場合)

・修士課程は夜勤および回数を減らす。博士課程は常勤に戻り勤務
・修士課程は休職し、博士課程に常勤として戻り勤務
・修士課程および博士課程を通して常勤として勤務
・修士課程は前職を退職し、博士課程で前職もしくは新しい勤務先に就職

などなど、様々なパターンが考えられますので、自分にあったパターンを探しましょう。

デメリット

・夜勤が多くなりがちで、勉学や研究に集中しにくい
・勉強会などに参加しづらい
・勤務調整をする必要がある

夜勤が多くなりがちで、勉学や研究に集中しにくい

どうしても勤務を調整するときなど、短時間でより多くの収入もしくは勤務時間を確保しようとすると夜勤をするという選択が多くなると思います。

私は、夜勤による影響が強いタイプだと自分で感じているので、明けはともかく明けの翌日まで頭がさえない感覚があります。

そうなると、研究や勉強に集中できずに、作業効率が悪くなることを良く感じます。

結果、ぐだぐだと過ごしてしまう時間が増えてしまうと、短時間で効率よくという本来の目的に逆行してしまうことにもなりかねませんので、夜勤によって自分がどのような影響を受けるかはよく検討した方が良いです。

勉強会などに参加しづらい

看護師として常勤で働いていると、学会や勉強会に参加しづらいというデメリットもあります。

当然、希望休を多く受け入れてくれる組織であればそれほど支障にならないかもしれませんが、大学院生として学びの機会が減るというのはとても大きな点だと思いますので、こちらについても良く検討する必要があります。

勤務調整をする必要がある

上記の希望休の話をしましたが、大学院の授業に参加するため、学会や勉強会、ゼミに参加するために希望休をとらないといけません

その際に快く承認し、対応してくれる組織ならば良いですが、自由が利かない場合は苦労する点も多いかと思います。

大学院に学びに行っているということを常に意識し、自分が優先すべきことを常に考えるようにしておくことをおススメします。

【大学で教員をしながら通う

メリット

・教員経験を得ることができる
・就職先を新たに検討する必要がない
・夜勤をしなくて済む

教員経験を得ることができる

大学院を卒業後に教員を目指している方であれば、教員経験を積めるというのはとても重要な経験になるかと思います。

大学院でTAやRAをすることで、少しは大学の運営や授業などに触れることができますが、やはり教員として勤務するのとは質が違うと感じます。

就職先を新たに検討する必要がない

修士課程の段階で就職する場合は、「助手」というポジションが多く、

博士課程の段階で就職する場合(修士号を持っている)は、「助教」というポジションで

勤務することが多いです。

修士課程の内から助手として大学に就職し、修士号の学位を取得したら助教に昇進というように、同じ大学内で転職などをすることなく進んでいける場合もあります。

大学のポストが空いていないなどのことから昇進できない場合もあるので、一概にはメリットとして言えないこともありますが。

夜勤をしなくて済む

看護師として常勤を働く場合との比較になりますが、夜勤をしなくて済むということがあります。

これは先ほど述べた夜勤が身体等に及ぼす影響を考え、それを避けることができるというメリットがあると感じます。

しかし、教員もとても忙しいため、睡眠時間を削って作業するという可能性はあるため、就職先にもよるかと思います。

デメリット

・多忙さから勉学や研究に取り組む時間がとりにくい可能性がある
・収入は看護師としてフルタイムで働くよりも少なくなりがち

多忙さから勉学や研究に取り組む時間がとりにくい可能性がある

メリットのところで少し触れた通り、教員もとても忙しいと言えます。

そのため、大学院の課題や研究に取り組む時間が十分に取れない可能性は否めません。

私の周囲でも教員をしながら大学院に通っている方がいらっしゃいますが、プライベートの時間などがほぼなく、勤務先の仕事のことと大学院のことでいっぱいいっぱいという話をよく聞きます。

研究室で会うときは、いつもお疲れの様子でした。

それでも、頑張って課題や研究を進めている姿を見ていると、すごいなと思います。

収入は看護師として常勤で働くよりも少なくなりがち

夜勤手当がつかないということもあるかと思いますが、一般的に看護師として常勤で働くよりも、収入が少なくなる傾向にあります。特に助手の場合は、少ないという話をよく聞きます。

夜勤のアルバイトなどの方が、多く稼げる可能性があります。なにを目的としてその仕事をするのか考えると良いかと思います。

まとめ

少し長くなってしまいましたが、まとめたいと思います。

看護系大学院生の収入として、常勤で働きながら大学院に通う場合は、
以下の2点が主な方法かと思います。

・臨床で看護師として働きながら通う
・大学で教員をしながら通う

【臨床で看護師として働きながら通う】

メリット
・安定した収入源を得ることができる
・今までの生活スタイルを変えなくて済む
・今まで働いていた組織の場合は、新しく業務を覚える必要などがない
デメリット
・夜勤が多くなりがちで、勉学や研究に集中しにくい
・勉強会などに参加しづらい
・勤務調整をする必要がある

【大学で教員をしながら通う】

メリット
・教員経験を得ることができる
・就職先を新たに検討する必要がない
・夜勤をしなくて済む
デメリット
・多忙さから勉学や研究に取り組む時間がとりにくい可能性がある
・収入は看護師としてフルタイムで働くよりも少なくなりがち

現在の勤務先入学を検討している大学院新しい勤務先の状況等により、多様な対応があると思います。制度や仕組みをよく調べ、メリットとデメリットを確認し、自分にあった選択をしていく必要あります。

また、今回の話とはずれますが、皆さんの周囲にはとても頑張って大学院に通っているもしくは通っていたという人がいらっしゃるかもしれませんが、
大学院に行くハードルをもっと下げてもいいかなとも思っています。

自分も大学院にいくならすっごく頑張らないといけない!
勉強も仕事も研究もプライベートの時間をなげうって頑張らないといけない!

頑張らないといけない!なんて考える必要はありません。

多少が頑張る必要がある場面もありますが、リラックスして、自分のやりたいことを学びたいことを経験するために大学院に行くだけです。

辛ければ、仕事を減らしたり、休息を設けたり、周囲の人を頼ったり、
自分で選択肢を狭めることなく、あらゆる選択肢を検討しながら進んでいきましょう。

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