看護系大学院の受験【概要】

Graduate school

こんにちは、sawaharuです。

大学院進学を決めたときに一番の不安は、合格できるかですよね。

ここの大学院もしくは研究室に入りたいと思っても、合格できなければ当然入学できませんし、自分の人生設計も崩れてしまいますよね。

そんな不安を抱える方に向けて、看護系大学院の受験についてまとめてみました。読んでいただければ少しは不安軽減につながるかもしれません。

看護大学院の受験【概要】

 ・英語
 ・記述問題
 ・面接
 ・専門知識

英語

英語の試験に関しては、主に以下の2つの場合が考えられます。

大学独自の問題に答える場合TOEICやTOEFLなどの外部の試験を行う場合です。
感覚的には前者の方が多いイメージがあります。

大学独自の問題に答える場合は、
英語の論文や文章の一部を提供され、それらの内容を読解したり、言葉の意味を答えたりする問題が中心です。
大学受験時の英語とそれほど変わりませんが、扱われるトピックスはやはり医療系のものが多いです。
医療関連の英単語などは多少押さえておいても良いかもしれません。

TOEICやTOEFLなどの外部の試験を行う場合は、
参考書でひたすら勉強するしかないです。今のところ、スピーキングの試験を課せられているところは聞いたことがありませんので、
スピーキング以外に注力すると良いかと思います。(ただ、入学後に一番悩まされるのはスピーキングだったりしますが…)

所要時間は90分~120分程度が一般的なようです。

記述問題

ある場面設定や症例の説明文を読んだあとに、「あなたならどうしますか?」や「理論を用いながら説明しなさい。」であったり、研究関連のコースなら、「あなたならどのような研究計画を立案しますか?」などの質問に答えます。

だいたい1つの問題文に対して、1つから2つの問いで問題が構成されており、
私の場合はA3くらいの大きめの白紙に自分の答えを記述する感じでした。結構大きいスペースですので、文章をたくさん書く必要があります。
大学によっては、自分の希望する分野の問題1つとそれ以外の分野を1つ選択して答えるという形式をとっています。

単純にかなりの分量を書くので体力を使います。

所要時間は90分程度が一般的なようです。

面接

「なぜこの大学院を選んだのか」などの基本的な質問から、「今までの印象に残っている看護や経験」「今後どのような研究をしたいか」などを尋ねられます。
あくまで私と私の周りの経験からですが、そんな突拍子もないことを聞かれたりすることはまずないので、その都度自分の考えや思いなどを誠実に答えていけばよいです。

受験番号など場合によっては待ち時間がかなり長くなるので、プレッシャーに押しつぶされないようにリラックスして待つようにしましょう。

厳密に測定していませんが、所要時間は15~30分程度でしょうか。感覚としてはあっという間に終わるかと思います。

専門知識

私は研究を主としてやるコースだったので、国試のような専門知識を問う問題は全くなかったのですが、ナースプラクティショナーや診療看護師(その大学や施設によって呼ばれ方が違ったりします。)などの臨床で活躍される資格を取得するための受験では、同じ大学院であったとしても試験問題が異なることがあるようです。

知人の話では、専門知識に関する問題が多く、記述問題のような研究に関わる問題は全くないということもあるそうです。
また、勉強する際は、国試の問題集看護理論等に関する内容を改めて学び直しておく必要があるようです。

受験する大学院を決めたら、まずは受験内容を確認することが重要ですね。

ちょっとしたアドバイス

過去問をもらえる(コピーさせてくれる)大学が多いです。
過去問をもらいに行って、その内容を中心に受験対策をしましょう。

あとは、受験前日は夜勤とかは控えた方がいいかも。
正直眠くなったり、集中力が途切れたりすること多々ありました。
受験では体力と集中力をかなり消費しますので、是非前日はゆっくりお過ごしください。

受験会場まで距離が離れている場合は近くのホテルに前泊したり、お金は惜しまずいきましょう。
朝の満員電車や渋滞など体力的にもそうですが、精神的にも結構負担です。

服装はフォーマルが基本ですが、長時間、問題に解答することを考えて、なるべく締め付けが少ないもしくは緩められるものがいいかもしれません。

さいごに

以上が、看護系大学院の受験概要でした。

読んでくださった方の不安が少しでも軽減されれば嬉しいです。

言葉だけではなかなかイメージが湧かないかもしれませんが、

受験しようと思った大学院について、是非しっかりとリサーチして、
過去問をもらって対策をして、大学院説明会にもいってみて準備していってくださいね。

もしも、こんな情報も欲しいなどあればコメント欄からよろしくお願いします。
答えられる範囲にはなってしまいますが、お答えしていきたいと思います。

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