夜勤との向き合い方を考える【5つのポイント】

Nursing

こんにちは、sawaharuです。

先日、以下の記事で夜勤の影響と対策についてご紹介しました。

夜勤による影響と対策
こんにちは、sawaharuです。 夜勤ってつらいし、健康に悪そうという印象がありますよね。 私は現在、週に1回(2交代16時間)夜勤をしていますが、週に1回だからまだなんとかなっているといった印象です。 前に勤務していたところは3交代制で...

夜勤ってつらいですよね。私は吐き気や嘔吐、めまいなど様々な症状がでてしまうため、夜勤がつらく早くやめたいなと思っているところです。

今回は、夜勤のつらさに悩んでいる方これから夜勤をするにあたって不安な方にとって少しでも参考になればと思い、私や周囲の人の意見をもとに夜勤との自分なりの向き合い方の重要性について、説明したいと思います。

夜勤との向き合い方を考える【5つのポイント】

・夜勤から受ける影響を客観的にとらえる
・夜勤をどの程度続けられるか考える
・夜勤から解放されるための方法を探す
・夜勤から解放されたあとの生活をイメージする
・勇気をもって行動する

夜勤から受ける影響を客観的にとらえる

まずは夜勤によってどのような影響を受けているのか考える必要があります。気分不快、不眠、集中力や活力の低下など、これって夜勤のせい?と明確にわからないものもあると思いますが、根拠がなくても自分が感じていることで良いです。

むしろ、夜勤をやめても調子が悪い部分があるなら、即行で受診しましょう。

夜勤をどの程度続けられるか考える

あなたは夜勤をどのくらい続けられそうですか?1年も無理という方もいれば、定年まで大丈夫!という方もいると思います。
感覚の問題なので、個人差があるということがわかります。

なので、周りの人に「1年やったけど夜勤無理だから転職しようかな」と相談すれば、「そんなのもったいないよ。みんなやっているし、まだまだ若いんだから頑張れるよ」というような返答がくる確率も高いです。

しかし、自分の体は自分で守るしかありません。体調を崩しても周囲の人が責任をとってくれることはありません。全て自己責任として自分に降りかかってきます。家族や友人、同僚や上司の言葉を参考に、最終的に選択するのはあなた自身です

夜勤から解放されるための方法を探す

学校の教員や管理職になるという選択もあるかもしれません。

クリニックや外来、手術室など日勤を基本としているところでの勤務や病棟での勤務であっても、日勤だけにするなどの選択は十分に考えられます。

夜勤から解放されたあとの生活をイメージする

一番に気になるのが、夜勤手当がなくなることかと思います。

収入という点では確かに減少する可能性がありますが、夜勤などのストレスからついつい衝動買いしてしまうなんてことはないでしょうか。

ポイントとなるのは収支のバランスです。収入が少し減っても、それよりも少ない支出で生活できれば良いということにもなります。無駄な支出がないか、再確認してみてはいかがでしょうか。

また、転職先によっては日勤だけにしていても、それほど収入が減少しないこともあるようなので、情報収集が大切ですね。

夜勤がなくなることで、体調が良くなったり、運動習慣を取り入れたり、食事内容やタイミングを整えたりと自分の体に対してできそうなことがたくさんあります。

その結果、活動的になれたり、趣味や勉強、自己実現などに集中して取り組めるかもしれません。

それは人生を豊かにすることであり、なんだか考えているだけで明るい気持ちになります。

ちなみに私は夜勤をいままでよりも減らして生活していますが、3交代で月に12回くらい夜勤に入っていたときよりも体調はいいですし、運動をする気力や体力が増した気がします。

今思うと、3交代夜勤のときは、休みの日もなんだかボーとするし、眠いし、だるいし、時には気持ち悪くなっていたなと感じます。

夜勤をやめることで、デメリットもあるかもしれませんが、メリットもたくさんあると感じています。

人生においてどんなリスクをとって生きていくのか、これもまた自分の選択次第ということですね。

勇気をもって行動する

まずは情報収集から初めてみてはいかがでしょうか。

転職サイトなどを活用し、より良い職場を探してみましょう。

転職先を探すこと自体にリスクはありませんし、自分の悩みを誰かに相談するという機会になるかもしれません。

こちらの話を全く聞いてくれないようなエージェントならすぐにやめた方がいいです。

親身なって相談に乗ってくれる組織や人は必ずいます。

また、キャリアアップの方向で検討するという場合もあるかと思います。

新たな勉強をスタートしてみる。進学や資格に挑戦してみるなども重要なことであり、自分の目標に向かって進むという選択も良いかもしれません。

1歩踏み出して行動してみることで、なにかが変わるかもしれません。

まとめ

今回は、夜勤から離れる方向で話を進めてきましたが、夜勤を続ける人を否定するつもりは全くありません。

むしろ長く続けられることがすごいと感じています。

ただ、すべての看護師が夜勤が得意であるとも限りません。今回は、そのような一部の方を対象に考え方をまとめてみました。

何事も自分で考えることが非常に重要です。

周りがやっているから続ける。夜勤をやるのが当たり前だからやるなど、思考停止せず、まずは「自分は夜勤が続けていけそうなのか」、「夜勤をしないという選択肢もあるのではないか」と考えてもいいということを伝えたいです。

そして、考えるタイミングは早ければ早い方がいいです。

学生の方なら夜勤をしない道もあるということを知り、その道に進むにはスキルや経験など何が必要なのか今から調べて情報を集めておくということは非常に役立つと思います。

看護師になったらとにかくつらくても頑張るという気持ちもときには必要かもしれませんが、それだけでなく、あらゆる可能性に気づき、検討を重ね、行動していくことが重要であることもまた心の片隅に置いておいてもらえればと感じています。

自分は人生でなにを大切に生きていきたいのか。お金ですか?健康ですか?名誉や人から認められることですか?

それをしっかりと考えることが必要です。

夜勤をするにせよ、しないにせよ、自分で考え、選択していきましょう。私もがんばります。

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