看護・医療系の学会【内容や特徴】

Nursing

こんにちは、sawaharuです。

読者の皆さんは学会(学術集会)に参加したことありますか?
何だか難しそうとか、敷居が高そうなどのイメージがあるでしょうか。

コロナに伴って学会運営の方法も大きく変わりつつありますが、以前の様子なども含めて、私が参加したことのある学会について、内容や特徴を説明していきたいと思います。

看護・医療系の学会【内容や特徴】

・基本的に自由参加
・各セッションの特徴
・貴重な交流の機会
・参加費はなかなか高額
・開催地は全国各地

基本的に自由参加

学会は基本的に自由参加で、あらかじめプログラム集や抄録をみて、興味のあるセッションや発表をチェックしておき、スケジュールを組んでおくと良いです。

各プレゼンは参加するもしないも自分の判断なので、同じ学会に参加したとしてもどれだけ学べるかは個人による部分も大きいです。

せっかくの機会ですし、積極的に優先順位を決めながら効率的にセッションを回り、たくさん吸収しましょう。

各セッションの特徴

セッションとしては、学会によって様々ですが、一番イメージしやすいのが口演によるプレゼンでしょうか。1名のプレゼンターがモニターにスライドなど資料を示しながら発表を行い、発表後に会場にいる人との質疑応答を行います。

全体的な司会・進行や時間管理は座長と呼ばれる人が行います。

他にはポスターを用いたプレゼンテーションや質疑応答が行われます。

ポスター会場は人が集まってかなり見にくかったり、発表が聴き取りづらいことがありますが、ポスターは1日程度掲載されていることが多いため、後で時間ができたときにまた見にこようということが可能となっています。

口演はリアルタイムで行われるため、時間を逃してしまうと見られないというデメリットはありますね。

あとは、講義のような教育講演プレゼンター間でデスカッションや質疑応答を行うようなセッション、プレゼンターが2つの側に分かれてディベートのような形でディスカッションを展開するセッション(例:面会制限は設けるべき vs 面会制限は設けるべきではない)、
参加者全員を巻き込んだグループワークやディスカッションなどなど
様々な形式のセッションがありますので、楽しめます。

貴重な交流の機会

学会は研究者や臨床家など様々な立場の人が混ざっていて、多様な視点や考え方に関する意見交換ができるとともに、多くの知見が得られる機会です。

積極的にディスカッションに参加すると学びが深まるかもしれません。

また、自分の興味のある分野で研究をしている人など、多くの人と出会える場でもあります。
各セッションが終わった後に、興味をもった方に挨拶や追加の質問等をする場面もよく見かける場面です。

参加費はなかなか高額

学会参加費はなかなか高額であることが多いです。それを安いととるか高いととるかは、どの程度の学びや知見が得られたかという満足感とも関係する部分ではあるとは思いますが、特に学生として参加する場合はなかなか痛い出費になりがちです。

学会によっては学生割引や免除がある場合もあるので、学会のホームページを確認しておくとよいと思います。

また、後述する開催地の話とも関連することですが、学会参加費に合わせて、旅費等もかかってくるため、節約できる場合はその方法を探していきましょう。

また、各所属施設で学会参加費や旅費の補助が出る場合もあるとよく聞きますので、是非活用を検討してみてはいかがでしょうか。

開催地は全国各地

学会の開催地は全国各地で、偏らないように色々な場所で開催されるのが一般的です。
今年は東京、来年は北海道、再来年は関西などのような感じです。

当然移動に時間もかかりますので、開催地がかなり遠いと参加を諦めることもあります。

また、学会は基本的に1日中行われていますが、空いた時間やスキマ時間などを使って、開催地周辺の観光をしたり、久しぶりに再会した人と夕食を一緒に食べに行ったりという楽しみもあります。

コロナによる学会の変化

最近は、接触や大人数での会合を避けるために、従来通りの学会運営ができない現状もあります。Webを用いたオンライン開催が行われています。

会場への移動時間や旅費などを気にしなくてよいため、とても参加しやすくなったと感じますが、人と会えなくなったり、コミュニケーションが減るなどの寂しさはやはりあるかと思います。

口演は録画をして、Web上にアップロードし、参加者が決められた期間に各プレゼンを視聴し、学会当日には質疑応答をオンラインで行うなど、プレゼン自体も大きく変化しています。

口演も録画となっていることが多いため、見逃すリスクはなく、好きなタイミングで興味のある発表が見られるという利点はあるかと思います。

今後、学会の運営や開催がどのように変化していくかは臨機応変に対応していく形になると思われるので不明確ではありますが、引き続き追加情報に注意していきたいと考えています。

おわりに

コロナにより大きく変化している学会の運営ですが、従来のケースも交えながら示してみました。

学会は、自身のスキルアップとても良い刺激をもらえる貴重な機会です。

今はオンラインなどの活用により参加もしやすくなりましたし、皆さんも是非参加してみてはいかがでしょうか。

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